RIMTAE(リムテー) 八宝茶 プーアル茶

今まで飲んだ事あるプーアル茶は独特の風味がちょっと苦手で

自分では選ばないお茶だったんだけど、

ここのをお裾分けと貰って飲んでみたらこれなら飲める!また飲みたい!となりました。

 

Amazon

 

 

 

楽天市場

 

 


 

 

店舗限られているし交通費かかるから、無くなったら通販で買い足そう(送料無料だし)

 

 

 

パラダイストロピカルティー

 

 

このパラダイストロピカルティーま~じで美味しいんですよ。

お口に含んだ瞬間に広がるハーブの華やな香り。

それでいてすっきりとした後味でお口の中さっぱりさわやか。

無糖ですが苦いとかえぐみとかは無くて、

しっかり紅茶とハーブの匂いと味がわかります。

 


あと、名前にパラダイスってついているの良い。

なんかハッピーな感じするのが良い。

持ってたり使ってたりするものにその名前がある事でアガる気持ちも大事なので。


[原材料]

紅茶(スリランカ、インド)
マリーゴールド
ローズ
コーンフラワー
サフラワー

 

ハーブティーといってもペットボトルの飲料なので、薬効については割愛させていただきます。


商品自体のコンセプトはパッケージにあるように

「リフレッシュタイムに最適!」

「リゾート気分!」

「ココロ華やぐ!」

ですので。


ただ、アレルギーや薬の飲み合せ等ある方はご注意必要かもしれませんので

懸念のある方はご自身でご確認ください。


私は後から「UCC……?上島珈琲の……?紅茶も出してるんだへー。」となりました。

やはり珈琲のイメージが強いのでちょっと意外でしたね。


ハーブティーなのでもちろん好き嫌いは分かれるところは前提ですが、

是非飲んでみてほしい。


Amazon以外だと販売しているのを見たのは成城石井でした。

ハーブティーを試しにダース買いはハードル高いので、とりあえずお試しにならお近くの成城石井覗いてみると良いかもしれません。


私は暫く通勤途中にある成城石井で買っていましたが、今ではAmazonの定期便で購入してます。


常温でも美味しいですが、

キンキンに冷やして飲むのもめちゃくちゃ美味しいのでおすすめです。

 

 

 

大刀剣市に参加行ってきたよ 2017.11.19

せっかく書いてたのに下書きのままになってたなー、驚いたなー、もう投稿ボタン押すしかないわー、って押しました。

はい!

 

↓↓

 

11/19は大刀剣市へ行ってきました!

 

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居合でお世話になっている先生に「こんなイベントもあるよ~」と教えていただき、いずれ本身(真剣)扱うかもしれないなら自分がどんな刀に惹かれて使いたいと思うのか、近い距離で見に行ってみようと思い、訪ねてみました。

あと本身のお値段相場の見学(大事)

 

遅い時間に行ったのでカタログ無かったのはちょっと残念だったけども入場料500円で入れました!

 

初めてきましたが、会場入ってすぐに神社や美術館以外でこんなにお宝ゴロゴロしてるものかと驚きましたね。

百万、千万単位の二、三度見みしちゃうお値段がずらり。

 

とりあえずフラフラ~っとブースを覗き回っていたら一つのところでお声を掛けて頂いて、何振りか手に取らせて頂きました。

 

冒頭でも少し書きましたが、刀を近くで見るのは神社仏閣美術館の展示が圧倒的に多くて、何度か現代刀を見たことはあるんですけど刀身のキラキラ具合がなんというか、若々しい(?)感じは個人的な好みとはちょっと違うかなぁと思っていました。

ただこの時に待たせていただいた昭和の刀匠の一振りは小ぶりでしたが品のある古刀の雰囲気を纏った直刃の綺麗な刀で、一目見て触れて大変心揺れました(笑

ひとまずその場はパンフレットいただいたので改めてお店に行こうと思いました。

 

僅かに未練を残しつつまたまたフラフラ~っとしてたら、古備前友成さん置いてあるブースあって、既に売却済みって話が聞こえてえ、売ってたの??そして買ったの??

別世界な話に驚きつつ旅立つ前の立派なお姿を暫しブースの前で眺めさせていただきました。

 

そうこうしながら見知ったお姿を発見。

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(写真掲載許可済み)

前記しました、居合でお世話になっている森光廣刀匠

 

光廣日本刀鍛錬所

 

鎌倉・南北朝時代相州伝を目標に作刀されているそうです。

 

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短刀を見せていただきまして、とても綺麗でした

 

こちらの“全日本刀匠会”ブースでは現代刀匠の方々がそれぞれ作刀された刀の他にも玉鋼を使ったペーパーナイフ、文鎮、筆、ネックレス、そして銘切りの実演販売も行われていました。

 

なかでもミニチュア鍔のネックレスが女性に大変好評で、あっという間に完売したそうです。見たかったしちょっと欲しかった

 

来年はもう少し数を増やして準備してこようかと考えてらっしゃるそうなので、今夏購入出来なかった方は来年早い時間に行った方が良いですよ!

 

あと「重いですよ」と持たせていただいた筆。

長く筆をお持ちになってたくさん書く方には確かに重いかもしれないと思いましたが、一筆だけ気持ちを込めて、とかであれば全く気にならない重さでした。

しっとりと鉄が掌や指に馴染む感触が良かったです。

 

写真撮らせていただけばよかったと今更に浮かれてて忘れてました(ー ー;)

 

先生のブースを失礼した後、再びフラフラぐるぐる巡り「もしかして刀剣女子?」と聞かれたところで一文字や森記念秋水美術館で見た何とか東明の粟穂の目貫を見せて貰ったり、別のブースでは「入り難いかもしれないけどお店にも来てね」ってパンフレットいただいたり。

 

あっと言う前に終わりの閉会の時間が迫り、あちらこちらで少しずつブースの片付けが始まっていたので一足先に会場を後にしました。

 

会場を出て、少し感覚がマヒしているような気がしました。

 

お値段にしてもそうですけど、やっぱり自分にはまだ一個人が刀を所有するって感覚があまりわからないというかまだ新鮮というか(個人蔵と書かれているものを見たりはしますけど)

 

また矛盾かもしれませんが“欲しいと思う気持ち=扱いたい”でもあるので、何というか……こんな気持ち抱いた武将達もいたに違いない。

 

清麿、志津、青江、一文字、陸奥守、和泉守、大和守、長船派、来国行、粟田口……etc

 

まだ全然知識も無い私ですら名前を知ってる刀がゴロゴロしてて、しかも売ってる、買ってる。

 

こうして幾年にも渡り継がれていき、また同時に失われてもいったのかなー、とか思ったり。

 

私が行ったのは最終日の午後でしたが、会場には外国人の方々が多く目立っていました。

そして出店者の方々皆さん英語が堪能。

 

長い時を経たものを所有するということは同時に次に継ぐ、時間を繋いでいく責任が生じる。

 

日本人って、例えば100年前を想像した時に、同時にその100年前から更に前の時間(歴史)を感じているところがあって、幾年の月日にじんわり胸に染み渡るような感傷を抱いたところに歴史の重みを感じているところがあるんじゃないかなーって。

あくまでも今の私のイメージですけど。

 

海外で言えばアンティークの文化に近いのかなと思うのですが、なんとなく似て非なるものな気もします。

 

昔なにかの授業で「海外の“GOD”と日本の“神”は根本的に違う」と聞いたことがあって、確かになぁと思った記憶があるのですか、これは多分それに近い感じ?

 

海外の方はどんな感覚なんだろうな。

 

ひとまず、この日の目的の一つである実際に居合で使える刀のお値段相場を見る、は何というか“どれも使えるけど自分の考え方一つ”だったので、もっと色々見て触っていこうと思いました。

 

物は「使い潰す(大事にするを前提に)」のと「後世に遺していく」どちらが幸せなのでしょうね。

 

って、こうやって物に心があるかのように違和感なく思う自分の心も不思議。面白いなぁって思います。

 

 

オフィスビルの敷地内に金刀比羅宮

突然ですが、観劇やら何かしらのイベントって、まず抽選だったりでチケットやらの参加権争奪戦から始まるじゃないですか。

それって運で、自分でもそこに運を集中させたいが為に「徳を積む」と仕事を頑張ったり、何かしら我慢をしたり、あるあるだと思います。

更に忘れがちですけど、チケットを手にして更にその観劇まで無事に過ごしてかつ当日楽しいって、それって相当運が良い事だと思うんですよね。

なので、そう絶対にという訳ではないんですが、会場近くに神社があったり気づいた時で行けそうな時は、簡単にでもお礼を申し上げに寄ったりする事があります。

こちらへ伺ったのは染様(染谷俊之)の写真集イベントの帰りでした。
トークショーと写真集のお渡し&握手が終わって「楽しかった〜♪」というお花が飛ぶくらいフワッフワとした良い気持ちで駅に向かって歩いてたんですよ。
たぶんこっちだろうと。
あのおねーさん(帰路につく同じイベント参加者)に付いていけば駅に着くだろうと。

そう歩いていましたら、ふと雰囲気の違う敷地があるなって思って、振り返ってみたらこちらの金刀比羅宮

最初は(オフィスの敷地内かな…?)と通り過ぎようとしたのですが、やっぱり気になると道を引き返してお邪魔してきました。

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【銅鳥居】

いやね、お礼もそうなんですが、この鳥居が気になって……!

遠目にもいつも見る石の鳥居や朱の鳥居とは違いました。
銅鳥居なんですって。

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四聖獣の彫刻が付いてます!
デザインが銅の質感もあってとてもカッコイイ!

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讃岐国丸亀藩主・京極家がまず当時の藩邸があった芝・三田の藩邸に御分霊を勧請して、その後に現在の位置(江戸城の裏鬼門)に遷座したらしい……ですね。

『当時は“金毘羅大権現”と称されていましたが、明治二年(1869年)、神仏分離神祇官の沙汰により事比羅神社に、明治二十二年(1889年)には金刀比羅宮に社号を改称し現在に至ります』
虎ノ門金刀比羅宮HPより引用)


金刀比羅宮金比羅宮、どう違うんだろう。
そう疑問に思ってネットでポチポチ検索してみたんですが、松尾寺から〜とか、サンスクリット語から〜とか。
お、奥が深いなぁ……って、神仏習合廃仏毀釈と、とても振り回されてきたらしいという、大まかな理解💦

そうあっちゃそっちと色々見ているうちに
(四国香川の金刀比羅宮が本宮なんだ〜。香川といえばおうどん有名だよね。それに丸亀城、にっかり青江も定期的に展示されているんだっけ。行ってみたいな〜)
なんて思っていた数ヶ月後には四国旅行決めているのであった。

金刀比羅宮

〒105-0001 東京都港区虎ノ門1丁目2−7

活撃ライビュ

今更ですが、5月1日に活撃のライブビューイングに行ってきました!

いやもうわくわくし過ぎて寧ろ冷静でした。


入場者特典受け取るとそこには…
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こういうの、好き(*´ω`)

審神者、何か既視感…と思ったら、あれですね。
7面が公開される前の“時が来たら開く箱”
一瞬(審神者も極の時くる…?修行道具の手紙一式…?)とちょっとドキッとしてしまいました(笑)

さて、感想ですが…ネタバレですので反転でお願いします。
!多発です。
むしろ感想が!でも良いくらいかもしれない。

・わー!兼さん格好良いー!
・堀川くん必死…!
・こんのすけ喋った…!?しかも滑らかボイスなんですね!?
・初陣で軽傷にもならなかったんだからそれだけでもすごいよ。
・各時代に二振りだけって設定どういうことだろう。
・背景綺麗!!
・水面の描写すごい!キラキラ!
・兼さんがとても人に馴染んでいる…
・ピアス投げた!?
・あんな小さいのよく一度に2個まとめて投げられるね。
・キャッチした堀川くんもすごい。
・ユーフォ様そういう直ぐ回収してくる細かい伏線も用意してくるのこわい!(涙)
・ひー!だから6振制なんでないのー?!
審神者ーーー?!まさかの審神者出るの!?
・一瞬、鶴丸様かと思った…
審神者審神者初めて見た…はじめまして??
・いや至る所に審神者いたわ、寧ろ活劇ライビュ観てるのほぼ審神者だわ。
・というか刀ステ刀ミュ花丸にいたわ
・刀剣男士を過去に送り込む演出めっっっちゃかっこいい!!
・今年は刀ミュといい、蜻蛉切yearなの???カッコイイ振り切ってる…!
・薬研くん~!
・すごい、短刀の機動力すごい…ザシュザシュ…柄まで通る…
・むっちゃん!
・兼さんとのコンビネーション👏
鶴丸様は一話でないのか…
・と思ったらOP!
鶴丸様~!
・クルクル回っていらっしゃる
・返り血…!
・麗しいよぉ(涙)
・三日月様と数振りの影…!

…活劇、毎回毎週に映画館に行って観るやつじゃない??お家のテレビで大丈夫??って思うクオリティでした。
映像もですけど、音もとても良いです。びっくりするほど。
たぶん、地上波で流して映画館でも流しててもお客呼べる…行く…そんなレベルです。

ライビュ終わった後、明るくなった映画館で「これは兼さんに落ちるわ…」と悩ましい声が至る所から上がっていて、流石は土方歳三の刀だなって(笑)

キャラクターイメージ、刀ミュの堀川くんが自分の想像のキャラクター像には近いんですけど、活撃は顕現したてだからかな、ちょっと幼い感じがしました。

そして完全に自分の推測なんですが、活撃の堀川くん、二振り目の可能性ない…?(震)
中盤でそんな話をされても審神者心がつらい。。

刀剣乱舞は刀ミュ、刀ステ、花丸も観ているのですが、審神者、公式では初の顔出しですね…!

刀ミュでは声の出演もあって結構よく喋るし、人柄も審神者兼凄腕アイドルPって感じでしたから(阿津賀志山の千秋楽の「よく言ってくれました…!!」からのライブ発表を忘れられない)少し驚きました。

ただ直ぐに「ああ、この衣装というかマント、コスプレで着る人多くなるだろうな~」って違う方向で考えていました。
今までみたいにオリジナル審神者とか衣装とか、減らなければいいなぁ。



確かに同僚…!


まずはOPを繰り返し見る為に円盤買うしかないですね。

思い立ったがよし、行ける〜藤森神社、石切劔箭神社、壬生寺、北野天満宮〜(2017.2.17)

きっかけはこちら。

……行くしかなくない??
と、気づけばスケジュール調整しつつ夜行バスをポチポチして上洛してました。

今回は東京の鍛冶場駐車場から出発。
今まで池袋サンシャイン発の夜行バスばかりだったので東京駅の勝手が分からず、夕飯食べた後は出発までシャワー探しつつ、ひたすらウロウロしていました。
意外にも東京駅周辺ってシャワー使える所少ないんですね…入り易いのはVIPライナーの待合室(?)の所くらいだったけど、混んでいたので出発前のシャワーは諦めました。

夕飯は東京駅でラーメン屋さんに入りました。

ソラノイロ ニッポン

食べログ ソラノイロ ニッポン

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もしかしたら今まで食べたラーメンの中で一番好きかも!という美味しさ発見🍜(*´♡`*)

そして翌々日に友人の誕生会(サプライズ)用に持ってきた加州コス衣装入りのスーツケースがあったのですが、旅行に必要な荷物をとりあえず一緒にしていたのをうっかり忘れてコインロッカーに預けてしまい30秒経たずして取り出すというやらかしをしつつ、今回の旅が始まりました。

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お馴染み京都八条口
2月だから朝5時半でもまだ暗いし寒い。
マックで身体を暖めつつスケジュールを立てつつ時間を潰し、今回まずはお風呂へ行きたいので移動します。
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京都タワー近づいたのも初めて。
地下にある銭湯が数年前リニューアルされて綺麗と聞いたので行ってみました!
銭湯ですし写真撮るわけにもいかないので中までお見せ出来ないんですが、良いお湯いただきました♨
脱衣所が少し狭いので、開店時間の7時代に入った人達と入替えに来た人でお互いに思い遣り行動しないといけないので、そこが少し大変かもしれません。

身体を清めたところでまだ時間もあるので喫茶店で朝ごはんして時間潰し。

授与所の開く時間のちょっと後になるように合わせて、行動開始です。

藤森神社

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人・馬または車の道。
京都市登録「民俗無形文化財」指定されている藤森神社駈馬神事も、こちらの道が舞台になるようです。
藤森神社駈馬神事
いつか見に来たいな🐴

さて、本殿にご挨拶をして、そして……
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射し込む朝陽に照らされて神々しさを放っている御姿…。
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鶴丸様ー!
パネルと分かっていても実際にそこに“いる”とテンション上がりますね!


うっかり大太刀探すの忘れてしまった…←4月に来た時に見つけました!

京都に来たらほぼ毎回のように来ているので、今回あんまり写真撮っていないんですよね…。
最初に来た時の記事まで遡れるようブログ書くの頑張ろうと思います。

藤森神社

〒612-0863
京都府京都市伏見区深草鳥居崎町609
ホームページ:http://fujinomorijinjya.or.jp
Twitter藤森神社 (@fujinomori505) | Twitter


石切劔箭神社

藤森神社から京都駅に戻ってふと「これは…行ける!」って、思っちゃったんですね。
本当に行ってしまいました…時々発揮してしまう自分の行動力が恐ろしい^^;

刀ミュから石切丸様への熱が上がり始めまして、それから何故かとうらぶプレイしてても石切丸様のドロップ率が異常というか異様で。
あの数いる刀剣男士の数をから信じられないドロップ率で…!
少々こわ…気にならないではいられなくなり、来歴とか調べ始めたら石切の町自体がとても興味深くて。
とりあえず機会があったら訪れてみたいと考えていたところで思い立ったが吉日。

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この日のルートは【京都駅→大和西大寺駅→石切】
先ずはよく話しに聞く町並みをみたいと思って石切駅から行くことにしました。
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誰もではないけど人がいない!
この日は平日で天気は雨もあるからか、殆ど出歩いている人が…見知らぬ土地で流石に少し緊張してました。
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熱烈な歓迎…しかし人はいない。
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この道の先、聞いていた通り所狭しと占い屋さんが軒を連ねていました。
よくよく考えればそれぞれ個人宅と気づき、お写真は割愛いたします。
しかし、こんなに占い屋さんが増えたの割りと最近らしいですね…?

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着いたー!
こちらが石切剣箭神社の三之鳥居。
初の道に場所確認したり写真撮ったりしつつ、石切駅から歩いて20分くらいだったと思います。

何か…おぉと圧倒される雰囲気の場所です。
豪華絢爛というわけでは無いのですが“ここに在る”という存在感があります。

三之鳥居の先には本殿。
鳥居と本殿の間に百度石があって、お百度参りが出来るようになっています。
百度紐を握り締めた参拝者が何度も何度も、ぐるぐる、ぐるぐる、と。
その様子に、まじまじ見つめるのも失礼とは思いつつ、目が離せなくなりました。

石切剣箭神社は“でんぼ”を治してくださる神様としても知られています。
でんぼ=できもの=腫れ物
それ故、癌の治癒などを祈る方も多いとか。

石切剣箭神社は24時間お百度参り可能だそうです。
百度紐をお求めの方は昼は社務所、夜の間は警備室にとホームページに記載がありました。

本殿からは、ずっと祝詞が聞こえていました。
(後日、春季大祭も含めて2回ほど石切剣箭神社に来たのですが、本殿から常に祝詞響いていました)

本殿の側にある崇拝会館という所で御朱印をいただけるのですが、そこで御湯神楽神事の様子や石切丸や小狐丸のお写真拝見する事ができます。
春季大祭にて宝物殿開放予定とお知らせ見て、もうこの時に決めてましたね。

deepool.hateblo.jp


短時間でしたが、なんか…濃かったな。
人も場所の雰囲気も“ここは神様が御座します処”という意識が強かった印象です。
“信仰”と文字にすると、現代では新興宗教やオカルト宗教がパッと脳裏に浮かぶ人も多いのではないでしょうか。
己の身を守る為にも、その反応は必要だと思います。
ただ、こういう雰囲気を見ると…ヒトとは別になるもの、格が違うものが存在している、そういうのも必要なんだろうなぁって。
治めるもののいない無法地帯なのとオーナーがいてのフリースペースは違いますし。
うーん、例えたいのに難しい(^ ^;)

初の土地に緊張していたのと石切剣箭神社の信仰の厚さに圧倒されていたようで、データ見返したらあまりお写真が無かったです…雨も降ってたし仕方ないかな。

壬生寺

京都駅に舞い戻り、時間を確認。
よし、行ける←またこれ
加州くんに狂っている友人のサプライズ誕生パーティーで“里帰りしてした加州清光”という設定で壬生、新選組のお土産を渡したいという計画から今回立ち寄ろうと思っていました。

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数年ぶりに訪れました。
学生の頃に『燃えよ剣』を読んでいたので、ま〜壬生と聞けば心がアツくなりますね。

お参りして壬生塚(新選組隊士の墓所)もまだ開いていたのでお邪魔してきました。
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お、おお?!Σ(・・)←知らなかった


突然視界に入ってきた堀川くんにびっくりした…流石は闇討ち暗殺お手の物…。
こちらのコラボ(?)はあまり情報を追って無かったので知りませんでしたが、折角なのでお写真撮らせていただきました。
三振いると迫力あるなぁ。

近藤さんや芹沢さん達に手を合わせて、折角なので壬生寺歴史資料室 (壬生寺阿弥陀堂の地階)も少し覗いてきました。
そろそろ記憶がふんわりしてきたので確かじゃないんですけど、壬生狂言に使われた面があったような…気がする。わー、見たいなー!って思った記憶はあるんですよねぇ…そろそろ記憶ががが。
また来ます^^;

そしてここには新選組グッズも売っているので、友人へのお土産兼誕生日プレゼントを購入しました。
ポップで可愛いのがたくさんあったので、今度は自分のも買いに来たいな(この時うっかり手持ち2000円も無かった)

北野天満宮

壬生寺を出て時間を確認。
スマホには先日知った北野天満宮の宝物殿特別展「宝刀展Ⅳと鬼神像」の情報。

あれ、行けるんじゃない?←また突然の思いつき

壬生から北野天満宮までマップを検索すると着くのは16時半前後。
当然、宝物殿閉まっている時間ですが、授与所は開いているみたいなので特別授与の鬼切丸(別名:髭切)押型付き期間限定御朱印はまだいただける…。

時間もあるし、北野天満宮行ったことないし、まず行ってみようと、バスを探す手間も時間も惜しくタクシーに乗り込みました。
壬生寺から北野天満宮前まで1700円もしなかったかな。直ぐに到着です。
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なんというか「よく来たね!」って感じがしました👀
鳥居を通ると、とても清々しい緑のにおい。
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楼門
“忘れそ”じゃなくて“忘るな”なのか。
すっかり勘違いしていた…。

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楼門を抜けると濃い梅の香りに迎えられました。
黄昏時の雨上がり、曇り空なのに空は明るくて、澄んだ空気は濃い梅のにおいがして、いつまでもいたいような気がしてきました。
ちょっとこの世じゃないみたいな雰囲気。

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三光門(重要文化財)
社紋の星梅鉢と荒枝付き左三階松がデザインされた垂れ幕(?)可愛い!

みどころ | 北野天満宮
「星欠けの三光門」と伝説があるそうですよ。
そして門の先に見えるのが本殿(国宝)
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門の左右には梅に埋もれそうなお狛犬さん。にっかり笑ってご機嫌なように見えました。

お詣りしてから授与所にて御朱印いただきました。
特別授与の鬼切丸(髭切)押型もいただいたのですが、あの、よく知らなくてですね…まさかA4とは思わず…折れないようにどうしようと焦りました。
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硬質クリアケースは荷物の凸凹で割れるかもと思ったので、悩んだ末に帰り際に百均で軽量の額縁を買ってどうにか綺麗に持ち帰れました。


そしてそのまはま飾る事にした。
めちゃくちゃ格好いい。
徐々に痛部屋化が進んでいるというかなんか違う方向な気がする…。

もうすぐこんにちはのお時間終わってしまいますけどギリギリでこんにちは!
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髭切さまー!
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残念ながらとっくに宝物殿は終わっていましたが、温度調節しているのか扉が開いていたんですけど、なんか見えてない…?って。
恐らくは兄者…なんかこう、どーんとした感じ、あれは恐らく…という感じがひしひしと。
あんな扉の隙間から、しかも鏡らしき展示物を越えてなんか…がっつりキラリって…。
遠目にも分かる輝きと存在感、半端なかったです。
しっかり観たかったなぁと惜しい気持ちが湧きました。
でもまさかその翌週に来るとは思わなかったです。

(後日記事貼ります)

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これは獅子?牛?
最近の石燈籠の彫刻気になるマイブームはここから始まりました。

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遅い時間にお邪魔いたしました!

北野天満宮

〒602-8386
京都府京都市上京区馬喰町
ホームページ:http://kitanotenmangu.or.jp/
instagram@kitano_tenmangu • Instagram photos and videos

このあと北野天満宮から京都駅帰ろうとしたんですけど、バス停がよく分からなくて…ひとまず目の前にきたバスに飛び乗ったら軽く1時間半くらい揺られてて…迷子になっていました。
車内で(あれ、おかしいぞ…)と思った矢先、大将軍神社行き(だったかな?)のアナウンス。
慌てて降車を考えるもここ何処状態。
そこに「次は〜、岡崎美術館」と続くアナウンスに奇跡の公式が浮かびました。
岡崎美術館=平安神宮そば=京都駅行きのバスもしくはタクシー拾える…!!
慌ててバスを降りて岡崎美術館へ小走りに歩きました。

京都で迷った時は平安神宮
いざという時ありましたら、よろしければ思い出してみてください。

雨は降っていませんでしたが、空の色が怖かったです。
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ね?
何か映画のワンシーンでありそう。
平安神宮は迷子になった時に良い目印になるので大変に助かっています…今度お礼に行かなくちゃですね。

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やっと戻ってこられたよー!って、若干というか心で半泣きの不安から解放されて安堵してお腹空いてしまいました。
京都駅の八条口で食べたスパゲティ、コスパも良くて美味しかったです。


ここからはもう帰宅に向けての準備なので割愛させていただきます。

翌日、漫喫でシャワー借りた後に友人のサプライズ誕生会の為に移動して加州くんのコスプレをしてる自分、体力的によく保ったなと思います。
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加州くんに扮して新選組グッズの誕プレと石切のお土産を渡せて面白かったです(笑)

しかし、まさか翌週に再び京都タワー見上げている事になろうとは…この時は、まだ知る由もない

(後日記事貼ります)





今回のルートのおさらい&おおよその総移動距離
【藤森神社→石切神社壬生寺北野天満宮
あっているか分からないけど、マップ検索してそれぞれ足して約135kmぐらいだったような…。
石切まで奈良を越えて大阪まで行ったけど意外とこんなもんなのかな?って感じですね。
こんな感じで結構、移動距離長かった筈なんですけど、あんまり疲れてないな〜って、思い返してみたら、山系行ってないのに気が付きました。
伏見稲荷神社とか鞍馬寺とか。行った時はテンション上がっていたのかあまり意識してなかったんですけど、あの道登山ですもんね。
ちなみに迷子してたバスに揺られてから京都駅戻るまでの1時間半分はカウント外してます。
旅行の時は万歩計とか持ってみようかな。スマホのアプリは電池食いそう。


往復夜行バスだったのですが、どちらもリクライニングをガッと倒せて快適でした。
なんとな〜く倒し難い時、ありますよね^^;
それが今回、往きは隣の人が思いっきり倒してまさに快適!って感じで寝てて前後も倒す人で流れに乗れたのと、帰りのバスはアナウンスで「今!!思いっきりリクライニング倒してください!今!おやすみなさい!寝ろ!」と、親切なご指導あったので助かりました(笑)
みんなして変に気を遣い合う中途半端で疲れてたら良くないですよね。
移動の疲れを軽減する為にも、今後も自らリクライニングをガッと倒して行こうと学んだ旅行でもありました。

石切劔箭神社 春季大祭 (2017.4.16)

2017年4月16日。石切劔箭神社の春季大祭。
石切丸、小狐丸、小烏丸(写し)の公開展示(夜間特別公開展示)と古式弓道大的神事を見物したくて訪れました。

3回目のお詣りになる石切劔箭神社です。

1回目は今年2月17日に京都に訪れた際に「時間あるしもしかして行けるんじゃないかな〜」って思いつきで訪れて。
2回目は今回の夜間公開展示参加に必要な御守手形を頂きに先週4月8日に。

実は1回目の訪問で境内の崇拝会館にて御朱印帳記入の順番待ちをしている時に春季大祭と展示予定の文字を見つけて、密かに今回の訪問を計画しておりました。

4/15に夜行バスを使い、翌日4/16の8:30頃に大阪駅に到着。

大阪駅からは新石切駅ルートで向かいました。
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石切劔箭神社へのルートは石切駅新石切駅の2パターンあるのですが、
よく話題になる占い屋さんが道沿いにズラーっと並ぶ圧巻の光景を見たいという方は石切駅から。

それ以外の方は新石切駅から向かうのが良いかと思います。
(後日最初に訪れた際のレポートを残したいと考えていますので、その時はリンク貼りますね)

自分は1人の時の歩くスピードが比較的早めであることと写真撮ったりもしているので何とも言えませんが、
新石切駅からは徒歩5〜10分ほどなのに比べて、石切駅からは坂道もありますし、以前訪れた際の雨降りで人の全くいない状況の道を15分以上は歩いたので結構な距離だと思います。

どちらの道も試した身としては、土地の雰囲気も楽しみつつという事であれば石切駅→神社→新石切駅のルートがおすすめかなと思います。

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地元の方も観光客だろう人も、ちゃんとお辞儀をしてから鳥居をくぐる方が多いです。
しかも境内入る時に限らず、出る時も。
本来は驚くところではないんですけど、ちゃんとしてる!Σ(゚o ゚)ォォ...と、妙な感動が湧きました。

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鳥居をくぐって、まずは本殿と次に穂積神霊神社にご挨拶。
「なんで穂積神霊神社も?」と思われる方に分かりやすく説明しきる自信がないので、石切劔箭神社の公式ホームページに記載されているこちらのページを御参照いただけば何となくわかってもらえるかと↓
石切劔箭神社(石切さん) / ご由緒

私はここを読んで「あれ?という事はこの方にもご挨拶しておいた方が良いんじゃない…?」と思ったので「本日は(も)お邪魔します!」とご挨拶しています。

さて、ご挨拶も済んでそろそろ宝物館に…と思ったのですが、すでにそこは長蛇の列。
時刻は10時24分。

この日は11時から古式弓道大的神事がありまして…宝物館は並べば後でも見られるし(夜間公開もあるし)と、神事が行われる穂積殿に隣接した広場に向かいました。

古式弓道大的神事

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お、おお……!
まだ準備している方以外いない…(小心者)

え?本当に入って大丈夫??と覗いていると、先陣切った強者(多分さにわ)が中に入ってゆくではありませんか。

この流れ、乗るしかない。

引き続き様子を見ていたこちらも恐らくさにわな方々に「こっち客席ですよね…?入ってもまだダメだったら出されますよね〜、行ってみます??」と
さり気なく巻き込んで広場に入りました。

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わー!真ん前!
全体を通して見ることは出来ませんが、折角の機会なのでこの場所で見ることにしました。

時間まで30分ほどありましたが、この神事を解説してくださるおじ様が茶目っ気交えて色々お話をしてくださいます。

その中でも、桜舞う大的を前に「これまで桜舞う中で神事が行われた記録はありますが、ずっと葉桜でして、ここまで花が残っているのは見たことが無かったと思います…本日は本当に恵まれた天候になりましたね」と仰っていたのが印象的でした。

11時頃になると神事に向けてのお清めやお祓いを本殿で行っているようで、辺りに雅楽が鳴り響いてきます。

待っている間に、先に射る側が前弓、後に射る側が後弓。
最初に射る2人が弓太郎、3番目の最後に射るのがせき(関?)とそれぞれ役割名の解説をしてくださいます。

また、これは勝負ではなく神事なので、全部当てる必要は無いのですが(的に刺さらず落ちた矢にも意味があるそうです)射手は外すのを嫌がるため、あまりにも当たり過ぎると暗に「外して欲しいなぁ」と伝える事もあると仰ってました(笑)

他にも
「勝った負けたは重要じゃないけども結果が出るものだから、勝った方が先に退出していく間、負けた方は蹲踞(そんきょ)の姿勢のままで見送るんだけど、勝った方がゆっくり出ていくから意地悪いですよねぇ…でも自分達が負けたら同じ事をされるんですよ〜」
とか
「行事の後は宴が開かれていて、昔の賞品はすごいんですよ。馬一頭とかね。ここで、引いて出てくるもの“引き出物”の語源一説」
等々、待ち時間に色々とお話してくださいます。

15分程経ったぐらいで、雅楽を奏でるご神職の方を先頭に射手の方々がいらっしゃいました。
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一気に斎場という雰囲気が強くなりました。
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晴天の下、清らかな立ち姿の巫女さん。
純白と鮮やかな紅が際立って美しい。

全員が各々の位置についた後は、神主さんが「祓い給え、清め給え」と祝詞を唱えて、斎場と大的を清めて始まりました。

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男性は直垂に引立烏帽子。
女性は狩衣に立烏帽子。
で、あっているかな?^^;

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対鶴の文様、綺麗です。

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弓奉行という神事のまとめ役が「御弓、始め候う」と声掛けをしたのに対して、前弓と後弓の弓太郎が声を揃えて「かしこまって候う」と答えます。

二人の弓太郎が戻ると、一斉に準備を始めます。
動作の一つ一つ、全員が同じタイミングで進行していくよう合わせていました。
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弓掛というのは他の誰にも使わせない。生涯それだけを使う唯一のもの。
変えのきかないもの、というところから「かけがえのない」の語源になったとも言われています。
と、待ち時間に解説が入ります。

準備が整ったところで、再び弓太郎2人が連れ立って弓を引く場所まで移動します。

弓を射るまでの動作にも意味を含んでいます。
片肌脱ぎになる前、弓を支える方の手を胸に当ててから的へ向かって開いて閉じてという繰り返しの動作。
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また弓を構えて射るまでの的を狙っているような時間。
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どっちがどっちだったか忘れてしまいましたが…この動作の間に「五穀豊穣」や「家内安全健康」の祈りを捧げているそうです。
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女性の射手は片肌脱ぎにはならず、開いている隙間に袖を入れていました。

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当たった矢を回収する時に羽の部分を撫でるように揃えて引き抜きます。
この動作にも意味があると聞いたのですが…忘れてしまいました…なんだっけ…(・・;)
矢は作法に則って放った射手の介添人へ渡されて、射手の元へと戻ります。

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3番目の“せき”が射ます。

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矢が当たった外れたの判定を下す“やまおし”
矢が当たれば“ざい持ち”が的の方から振り、外れれば逆から振るそうです。

計6人が射終えて、これで古式弓道大的神事が終了します。
驚くくらい結構あっさりと終わりました。
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巫女さんのお姿が清らかで本当に美しい。

さて、ここで宝物館へ向かっても良いのですが…時刻は12:30をまわり、お昼の時間です。

すずやさん

巷で噂のすずやさんへ行ってみたいミーハーな心が疼きます。
ちょうど京都の友人とも合流し、いざ参らん。
ちなみにこの友人、一週間前に「来週16日京都いる?石切神社いかない?」という私の唐突なお誘いに「奇遇だね、行く」と乗ってくれたアクティブな友人です。突然だったのに有り難い。

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流石は商売の国である大阪…加えて信仰に厚い土地…こういうアツい推し具合、好きです。

混んではいたのですが、それでも30分くらいで呼ばれて席へつきました。

勿論、石切丸定食を注文しました(*´∀`)b
注文時に復唱時除いて「パパ定食」と呼ばれててなんか…心がほっこりする。
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寄ってみた。
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お出汁とめかぶの相性良い〜、美味しい〜(*´♡`*)っていただきました。
今度は甘味…葛餅とかもおすすめらしいので食べてみたいです。

宝物館 一般公開…だけど

さあさあ、やっと、ようやっっっと宝物館の列に並びますよ。
時刻は14時半ちょっと過ぎた頃。

長蛇の列は相変わらず。
それでも良い感じに進んでいるようなので並びます。
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穂積殿の装飾です。
代々、石切劔箭神社の祭祀を努めてきた木積氏。
本来のその姓は穂積氏であり、物部氏と同族の饒速日命を始祖とする神別氏族。
穂積氏のご子孫の一部は藤白鈴木氏を名乗られたそうですから、全国の鈴木さん、ご先祖様の可能性が高いそうですよ。
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等身大パネルとすれ違う。
等身大パネルはパネルだけで写真を撮る列が形成されていて、友人と「パネルは別に撮らなくていいよね?」とか話していたのですが…いやもう完全にフラグでしたね。ええ。

そうこうしているうちに展示室が近づいてきます。
夜間公開の前に一度16時の閉館を挟むので、それまでに今並んでいる人全員通すから立ち止まらず見てください〜と誘導されます。

え、16時まで残り30分無いけど大丈夫?いける??(゜゜;)

及ばずながらご協力と、足を勧めます。 
その為と言ってはあれですが、殆どまともに展示物を見る事は出来ませんでした…鏡とかももう少し眺めたかったな…。

刀剣は最後の方にまとめて展示されていました。
確か小烏丸(写し)があって、おお( ゚o゜)と感動しつつ、列に流れてゆくと上下に並べられた石切丸と小狐丸。
まさかこう並べてくるとは思わなかった…うわぁとても澄んだ印象!綺麗…!嗚呼、止められない歩み、流れてゆく景色、目と時間が足りない…!って感じでした。
銘、忠國の脇差しもちゃんと見たかったな。
そうそう、愛染くんじゃないけど、来国俊の短刀もありましたよ。格好良かったです。


あっという間だった日中の公開展示を見終えて、夜間特別公開の18時まで時間潰し。
と言ってもとっくに夕方でしたし、お土産買ったりちょっとお茶したりしてあっという間に過ぎました。
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宝玉堂さんの“味噌入りせんべい”が大のお気に入りで、石切に来たら必ず買う事を心に決めている。
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古式弓道大的神事を行なった広場の前にある北手水舎
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絵馬殿
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三之鳥居
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陰陽を表した旗でしょうか。

夜間特別公開展示

さて、夜間公開の列に再び並びます。
御守手形、首から提げられる事を知り早速装着!
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入場スタンプを押してもらった!
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さあ、夜の宝物館ですよ。
照明を落としているため、展示室が近づけば近づくほど、闇が深くなります。

撮影禁止の場所なので、こんのすけやご関係者様のツイートや当時の自分のツイートから感想引用していきます。

ね!!!
これは心躍りますでしょ…!!!

実際の室内はもう少し暗かったと思います。
そんな中を刀身が立ち姿で展示されているので、宙に浮いているかのようでした。

小烏丸(写し)は赤
小狐丸は黄色
石切丸は緑
刀剣乱舞を意識してくださったのか、それぞれイメージカラーの照明がショーケースの下を照らしています。

それがサイバー感というか、近未来的な雰囲気を出していて、平安の時代から現代を過ぎ未来(刀剣乱舞の世界だと2205年)を繋ぐようだなと、個人的には思いました。幻想的でとても格好良かった。

小烏丸(写し)

めっっっちゃ格好いいです。
切っ先が両刃になっているとパパ上の説明にもありますが、それが結構長い。
刃が両側に付いているので、素人目には実用的なのではないか?と思ったのですが、実際のところどうなんでしょうか。
あと、ハバキに市松模様みたいな模様あったので、お洒落〜!って印象でした。

小狐丸

横姿で飾られている時より大きく感じました。
切っ先にかけて、とても鋭い印象です。
直刃なんだろうけども、刃文が少し揺らいでいる所があるのが艶っぽかった。
宗近の折返し銘をもうちょいちゃんと見たかったかなっていうのが心残り。

石切丸

もうね、存在感にふわああっΣ(゜゜)って。
こちらにおわしますはって感じがひしひしと。

何より、石切丸の茎にある銘“有成”には時を感じて震えました。
石切丸もハバキの部分がお洒落だなぁと思ったのですが、これも装飾なのかな?

あと、日本刀は「見えなくなる」瞬間(角度)があると聞いたことがあったんですけど、実際にこの目で初めて見ました。

薄暗い室内、ショーケース内、照明というシュチエーションで余計にそう見えたのかもしれませんが、確かにあの瞬間“ここに、目の前に存在している筈なのに、ない”という感覚。
この時「日本刀の見えなくなる瞬間」の話は忘れていたので、ただただ不思議と思うと同時にぞっとしたのを覚えています。
これを“畏れ”ともいうのやもしれませんね。

石切劔箭神社の御神刀である石切丸は刀剣乱舞の大太刀設定とは違い、刀身が二尺五寸一分(約76.1cm)の太刀なのですが、悪源太(源義平)の逸話が好きな私は想像がとても巡ります。
悪源太が持っていたという確証がある話ではないんですけど、刀匠、三條有成が河内国大阪府)の源氏の武士達に刀を鍛えていたっていう話と悪源太が河内源氏であるから、もしかしたらって。

あと、河内有成が三條宗近の息子という説と、もしかしたら修行時代使ってた名前であるかも説わくわくしますね。
もし三條宗近が修行時代に名乗っていたのが有成なら、三条派の年功序列で石切丸は一番上のお兄さんになるけど、有成が息子さんなら一番下の弟。
いやぁもう、楽しい…!

……話を戻します。
三振に共通した印象は『刀身がスラッとしていて光っているのではと思うくらい、輝き半端ない』でしょうか。

「…等身大パネル、撮りに行こう」

展示室を出て、ここで先ほどのフラグを回収します。
「19時前…時間、あるね」(私の帰りの新幹線は21時過ぎ)
「…等身大パネル、撮りに行こう」
展示室を出て、まだパネル撮影の列が然程混んでいない事を確認。
並んじゃいましたね!
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狛犬さん達に見送られる。

そういえば石切劔箭神社の献燈籠には鹿が彫られていました。
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北野天満宮は獅子だったから、神社によって違うのかな。
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そして今更撮れた看板(位置的にさっき撮れなかった)

そうこうしているうちに順番がきました。
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内番衣装の石切丸様もいらっしゃる…!
「両手に花というか刀!石切丸様!至福!」
「花っていうか二刀流だよね(笑)」
はしゃぎつつ撮ってもらった一枚がこちらです。

私の身長は158cmで若干パネルの後ろに立っていることを踏まえても石切丸様、大きいですね!

ちなみに友人にスマホの連写モードで撮ってもらったのですが、この友人が「撮るよー」とボタンを押してから私が連写の音に笑って駆け寄るまで押し続けていたので30枚近くスマホのフォルダに撮り収められていました。
初めて連写モード使ったんですけど、これは連写の音に耐える訓練が必要なモードですね。

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パネル撮影を終えて、少し夜の神社を見て、とうとう帰宅の時間です。
また秋季大祭でも石切丸の展示予定だったと思うのでその頃来れたら良いなぁ、そういえば御湯神楽神事も見たかったなと思いながら、まだ賑やかな神社を背に新石切駅へ。
ここで京都へ帰る友人と別れて新大阪駅へ向かいます。

新大阪駅で帰り支度を整えても結構余裕があったので、帰りの新幹線の時間を少し早めてもらいました。
たこ飯たこ焼きの二段重駅弁と丸福珈琲店カフェオーレ
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そんなこんなで今回の遠征終了しました。
刀剣乱舞に登場するキャラクターモデルとなった刀剣を第一目的にした旅は何気にこれで2回目。
楽しかった(*´∀`)

今回、自分用の思い出記録というかメモとしてブログという形にしてみたんですけど、やはり文章にするのは根気がいりますね。
ミラーレスカメラで撮った写真をアップロード用にトリミングしたりスマホで小さくしたりぼかし入れたりすると解像度が悲しいことになったり…してました(涙)↑

時間遡行して旅行記事まとめたい希望もあるので、慣れて行きたいと思います。
それでは、今回の遠征記録はここまでで。

石切劔箭神社

〒579-8013
大阪府東大阪市東石切町1丁目1−1


そうそう、年末にうっかりアマゾンさんのプライム会員になっていたのでやたらめったら色々観ているのですが、日本刀好きの方や刀剣乱舞ユザーにおすすめなんじゃないかなーっていうのが、こちらの番組。

初っ端からドーン!と、石切丸様のお美しい御姿が。
お洒落なつくりの番組なので、他のエピソードも見ごたえありそうです。